昨日のブログのまとめた通り、
蓮は草全体が薬になるありがたい植物。その効果に、先人たちは昔から気づいていたようです。
蓮の花は、仏教とも深い関係があり、蓮の花は純粋であることの象徴をされてきたそうです。
【ハス科の植物の「ロータス効果」】
蓮に天然の自浄作用があることは、現代科学で証明されています。蓮の葉には独特の表面構造があり、「決して漏らさない」性質があるそうです。蓮の大きな葉には、コロコロと丸い水滴がつきものですが、あれは葉の構造とそれによる表面張力によってできるもの。汚れた泥水で育ちながら、蓮の葉や花があれほど清らかで美しいのは、この水滴が汚れや小さな虫をお掃除しているからなんです。
これが、蓮のもつ「ロータス効果」と呼ばれる力です。
私たち現代人は、生活が便利になった一方で、体にとってよくないものに触れながら生活しています。いくらいい食材を選んでも、住む環境を工夫しても、今、この時代に生きていることに変わりはありません。
心身ともに、いかに健康に生きていくか。
それには、蓮のような自浄作用を、身に着けることが大事! 中医学、漢方、薬膳を学ぶことによって、それを身に着けるうえでのさまざまなヒントを得られるのではないかと、私は考えます。
考えて考えて付けた教室名「Lotus(ロータス)」には、こんな気持ちを込めました。2000年以上前の書物に書かれた植物の力が、現代科学で立証されるという点でも、蓮は今後の中医薬膳が担うべき使命や方向性を表しているのではないか…。そんな気もしますね。
蓮の花のように、美しく、汚れのない心と体で年齢を重ねるために、これからも一層、アクティブに活動していきたいと思います!
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